仕事が終わって帰ろうとしてるところを、彼に呼び止められる

黙って渡された、メール便のような袋・・・

私が「？」って顔をするのに

ニコッと笑顔だけで返事・・・・・

誰にも見られないようにそっと小脇に抱え家まで持って帰る

家に着くちょっと前に彼からメールが入る


さっき渡した物を明日のデートにショーツの中に忍ばせてきて

何かと？中身を見ると



『とびっ子』
この受信部分だけがメール便の袋に入ってた


明日の待ち合わせはスーパーの駐車場

私は屋上駐車場に車を停めて、

彼は一階の屋外駐車場に車を停める

彼の車に乗り込むために、私は屋上から店内を通り屋外駐車場へ・・・


店内を歩いてるときに、その刺激が私の中に走った・・・・



「あ・・・・・・・・・・・・・・」


初めて来る大型スーパーで、出口がわからない・・・・



「ぁん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



屋外駐車場側出口を探すけど・・・・・見つからない


「ぅん・・・・・・・・・・・・・・・・・」


誰かに聞くのも・・・・


この音が聞こえたら困るし


隣を通る人に、このビーンって響きがわからないか？不安で

早く出口探したいのに、焦るから余計にわからなくて・・・

「ぁ・・・・・・・・・・・・・・・ん」

動いてる・・・・・・

うごめいてる・・・・・・・・・・・・・・


やっと出口を見つけて外に出る

屋外駐車場の出口で、ハゲ頭のおじさんとすれ違う

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

気が付かれてないと思うけど・・・・・・・・・・・・・・

恥ずかしい・・・・・・・・・・・・・

「あん・・・・・・・・・・」

次は彼の車が見つからない

彼の車はどこ？

彼はどこ？


いや～～～～～～～ん

こんな状態で・・・・・・・・・・・・・

早く彼の元に行きたいよ～～～～～～～～

恥ずかしさと

こんな恥ずかしいことしてる自分を誰かに見られてると思うと

足がモタツイテ歩きにくくて・・・・



「あ・・・・・・・・・・・あった・・・」

彼の車を見つけてほっとして車に乗り込んだ





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