上司に転勤の辞令が出ました

私がすごく尊敬してて、信頼出来て、
いつも私の頑張ってることを見ててくれてた

私より５つ年下だけど、仕事が出来て頭の回転が早くて
男として見たことはないけど、好きでした



昨日、送別会があって、
会社の飲み会の後はいつも家が近いから送ってくれる


会社での飲み会でよく使うお店からは
私と上司の家は歩いて１５分くらい
いつも上司が遠回りになるけど、歩いて家の前まで送ってくれる


こうやって二人で夜の街を歩けるのも最後だな～って思いながら
今までの仕事の苦労話で懐かしんでいました





ふと、話の途中で私が前からずっとこだわってたつらいことを打ち明けてみたら
私の勘違いだったことがわかって


その途端、急に涙が溢れてきて

辺りは誰も居ない、人気のない路地だったので


「そんな風に思ってたのに、あんなにがんばってくれてたの？」

って言われて、余計に号泣してしまって


ずっと、ずっと、心の中にわだかまりがあって
でも仕事だからって割りきって頑張ってきて
でもそれが、誤解だったなんて・・

立ち止まって前にも進めなくて、涙が止まらなくて


そしたら



そっと



抱き締めてくれました




そして、


頭をなでてくれました



ただ、黙って頭をなでてくれました




上司は既婚で可愛い幼稚園児の娘さんも居るから



私は申し訳なくて・・



でも、嬉しかったです




久しぶりに男性に優しくされて



幸せでした





その後、すぐに家に着いてしまったけど
「もう少し歩こうか」って言ってくれました

次の日は朝一の新幹線で赴任先に出勤だったのに・・


１時間くらいの夜の散歩




一時間後に家の前に着いた時には笑顔で握手して、別れることが出来ました